ドアがゆっくり閉まらなくなったらドアクローザーを交換するべし

宿の玄関ドアのドアクローザーを交換しました。

最近、ドアが「バタン!」とかなり激しく閉まるようになっていました。

ドア近くの帳場にいる私はドアが閉まるたびに「おっと!」、なんならゲストさんも「Wow!」とびっくりです。

ドアクローザーはバネの力と油圧でゆっくり確実にドアを閉める装置です。
本体を目視するとオイル漏れが確認できます。

オイル漏れをしているのでバネの力だけになっちゃってます。
これでは「バタン!」と激しく閉まるわけです。

このクローザーさん、メーカーは「NHN」です。
本体をドアから外した裏側の刻印が「No.52」なので「NHN 50シリーズ」だとわかります。

調べてみるとダイハツディーゼルNHN社(旧ニッカナ)という会社で2009年に解散しているようです。
残念ながら同じ部品は手に入りません。
しかし、引き継いだRYOBI(リョービ)から取替え用汎用ドアクローザーが販売されています。
ちなみにRYOBIのような汎用品以外にも、NHNの型番に対応するドンピシャな代替品を作っているメーカーもあるようです。

「アルミ、木製ドア用」と「スチールドア用」があり品番が違うので間違えないように。
私が購入したのは「アルミ、木製ドア用」。
「S-203P」が「スチールドア用」になります。
住居の玄関ドアはほとんどがS-202P「アルミ、木製ドア用」だと思われます。
私が以前居住していたUR団地は昔ながらのスチールドアでした。ドアに新聞を入れるパカパカが付いているタイプ。

構成パーツはこんな感じ。シンプルです。

交換は説明書を見ながら作業すれば、いたって簡単です。

電動工具は特に必要ありません。プラスのドライバー1本でOKです。
ドアクローザーをDIYで交換しようという発想が出ちゃう人には全く問題なく作業できます。
特記事項としては、取り外したネジ類はひとまず保管しましょう。
というのも付属のネジが合わないかもしれない。
私の場合、ネジ径が違いました。
まあ、メーカーが違うししょうがない。

ちなみに取り外した本体上部。オイルでベトベト。
上部から漏れたオイルが下部にしたたり落ちていたようです。

宿を始める時に既存のドアを赤くペイント。
付いているクローザーの色がブロンズというのが浮いていて正直イヤでしたが、今回の交換でブラックにしたので若干引き締まりました。

スポンサーリンク
Sponsered Link

フォローする

スポンサーリンク
Sponsered Link