デロンギKMIXコーヒーメーカーの修理 ~サーモスタットの交換~

愛用のデロンギ製KMIXコーヒーメーカーが故障し、それを修理したのが約1年前。

愛用のデロンギ・コーヒーメーカーが壊れました。購入して2年ほどの命でした。夫婦ともコーヒー好きなので酷使したのか。。。いつものDIY病が出てきてました。ダメなら買い換えよう!ということで分解修理にチャレンジしました。

修理といっても切れた温度ヒューズを交換しただけ。

温度ヒューズを切った根本原因を特定しないという、なんとも中途半端な修理となりました。

案の定、修理から3ヶ月後再び故障。

前回と同じ症状です。

忙しかったこともあり、以前使用していたコーヒーメーカーで代用してKMIXはしばらく放置。

すっかり忘れていました。

先日、納戸の奥深くに追いやられていたKMIXをたまたま発見。

「おー!こんなとこにあったー!」

と運命の出会いを済ませ、再度修理することにしました。

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さっそく分解&修理

分解して温度ヒューズを確認したところ、案の定切れていました。

おそらくサーモスタットの動作不良で異常過熱となり、温度ヒューズが切れたと思われます。

前の故障から約3カ月は問題無く使用できていたので、サーモスタットは完全にご臨終しているのでは無く、まれに動作不良を起こすようです。

前回のように温度ヒューズだけを交換してもしばらくは使えるでしょうが、サーモスタットの動作不良が再発したらまた使えなくなります。

やはりサーモスタットを交換した方が良さそうです。

サーモスタットは温度スイッチやサーモスイッチとも言い、温度制御をする部品です。

温度ヒューズは動作温度まで上昇するとヒューズが溶断して電気の流れを遮断します。

溶断するので再利用不可です。交換が必要になります。

対してサーモスタットは動作温度まで上昇すると電気接点が離れ電気の流れを遮断します。

動作温度以下になると電気接点が再び接触し電気の流れが再開します。

用途としてはサーモスタットが通常の温度制御、温度ヒューズを緊急時の安全装置のような意味合いです。

ま、とにかくバラしてサーモスタットを取り外します。

画像中央の端子が付いた物体がサーモスタットです。

裏返してナットを外すとサーモスタットが外れます。

ナットを外すとサーモスタットが外れます。

外したサーモスタットです。

せっかくなのでカシメを外して分解してみます。

せっかくなので分解しました。

スイッチ部、丸いプレート、台座という構成です。

このサーモスタットはバイメタル式なので、丸いプレートはバイメタルです。

見た目には特に異常は見られません。

スイッチ部の導通チェックをしましたが正常でした。

おそらくバイメタルが経年劣化で正常に動作しない時があるのでしょう。

コイツを交換します。

KMIXに組み込まれているサーモスタットですが、イタリアのコーヒーメーカー(製造は中国ですが)だからなのか同じ形状のものが日本のネット通販では発見できません。

「delonghi thermostat」で検索すると、ヒットしますが全て海外サイト。

どうもドイツ製が多いようです。

どれも1,000円するかしないかの価格ですが、送料を考えるととても買えない…。

日本では円筒形のような形が一般的です。

1,000円しない部品に倍以上の送料を支払うのは勿体なさ過ぎるので、日本のサーモスタットを使って修理する方法を模索することにしました。

たまたま一時帰国するようなヨーロッパ在住の友人がいるミラクルな人は輸入してもらいましょう。

サーモスタットが接地するアルミの台座をじっくり見てみると「120℃」と刻印されているのがわかります。

どうもこのサーモスタットは動作温度が120℃のようです。

このサーモスタットの動作温度は120℃のようです。

サーモスタットを購入するにあたり注意点があります。

動作温度が120℃のものは結構ヒットすると思いますが、それと併せて125V-15Aのものが必要です。

125V-10Aは選択肢がたくさんありますが、125V-15Aは少ないです。

このコーヒーメーカーの消費電力は1100W

コンセントからの電圧が100Vなので、電流が11A流れることになります。

125V-10Aでは耐えられません。

通販サイト「モノタロウ」で見つけました。

日本の一般的なサーモスタットはネジ2本で取り付けるタイプです。

一方デロンギKMIXのドイツ製サーモスタットは台座とボルトが一体となっておりナットで取り付けます。

形状が違う上に取付方法も違うので、ボルトオンは出来ません。

考えた結果、オリジナルのサーモスタットを台座を利用することにしました。

台座部を加工して新しいサーモスタットを取り付けます。

まずは台座の突起を削ってなんとなく平らにします。

丸い突起が4か所あります。

平らにします。雑でスミマセン。

この台座と新しいサーモスタットを合体させます。

合体させます。

合体に使用したのは「固まる放熱用シリコン」という熱伝導するシリコン接着剤です。

シリコンが乾くまでは輪ゴムやクランプなどでしっかりと圧着させます。

ヒーター部に取り付けてみると、収まりがよく違和感もありません。

端子の大きさが違いユルユルなのでプライヤー等で挟み締り具合を調整します。

収まりが良く、違和感ゼロです。

あとは元通りに組み立てます。

動作確認

組み立てが終わったら、動作確認をします。

コーヒー粉を入れず、水だけを落としてみます。

正常にお湯となって落ちてきました。

正常にお湯が落ちてきました。

落ちたてのお湯の温度を測ってみると83℃でした。

良い感じの温度です。

次にこの状態で2時間程度放置しました。

87.6℃でしっかりと保温してくれています。

むしろ若干温度上昇しているし。

動作確認としては十分じゃないかなと思います。

この2時間、コーヒーメーカー的にはいわゆる「空焚き」状態になるので、それによる異常過熱をサーモスタットがちゃんと制御したと判断できます。

まとめ

これで完了!と信じてしばらく様子見します。

不安要素といえばサーモスタットの固定方法ですかねー。

シリコンで接着だけという...。

かなり頑丈に接着されてますよ。でも接着だけなのです。

今考えると、もうちょっと信頼できる固定方法があったかなと。

もし、次修理することがあれば(無いことを願う)固定方法を変えてみます。

とにかく、これで快適KMIXライフを再び送ることができます。

ではー。

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コメント

  1. 匿名 より:

    同じデロンギのコーヒーメーカーがまったく同じ故障をしてしまい、カスタマーケアに相談したところ修理概算9500円!ということでひっくり返りそうになったところでこちらのブログにたどり着きました。
    すごいです!ありがとうございます!
    ダメ元で参考にして修理してみます!

    • HAT より:

      コメントありがとうございます!
      9500円ですか!?家電の修理代って高いですよね。
      新しいものに買い替えろってことでしょうか。
      この修理の後日談ですが、今年1月に再び故障しました。約半年の命でした。
      取付方法を見直すか純正と同じ形状のサーモスタットを使用した方がよさそうです。
      併せて参考にしてください。
      ご健闘を祈っています。